NJのe-learningを通してPLCopenを勉強しました。
PLCはメーカー毎にハードウェアとコマンドが異なります。
したがって、A社のPLCで作成したラダーは他社のPLCには使えません。
また、低レベルのコマンドを使用するのでラダーの書き方が千差万別です。
PLCopenはそんなラダーを共通化してしまおうという世界的な動きです。
まず、I/Oや内部デバイスのアドレスを直接使わない。すべてを変数として扱う。
そして、FUN(ファンクション)とFB(ファンクションブロック)を用いることにより、内部ロジックを意識しないプログラムを作成する。
FA機器のベンダーが商品用のFUNとFBの内部ロジックを各PLCメーカー別に用意すればプログラムを共通化できる。
と、夢のような構想ではあるのですが・・・。
NJ自体もむちゃくちゃ高価なPLCなので一体どの様な案件で使用されるのか見当もつきません。単体で64軸のモーション制御ができるので恐らくその筋ではないかとは思うのですが。
プログラムが共通になれば使う方はできるだけ安いPLCを選ぶ。
ということは高性能PLCの価格競争が始まる・・・のでしょうか?
機会があればはやってみたいPLCではあります。