USBドライバインストール時エラーの対処

先日、USBカメラを接続するためにドライバのインストールを行ったのですが、
その際に以下のエラーが発生し、インストールに失敗しました。
「このハードウェアのデバイスドライバーを読み込むことができません。
 ドライバーが壊れているか、ドライバーがない可能性があります。(コード39)」

結論から言うとWindowsセキュリティ設定が原因で、

Windowsセキュリティ->デバイスセキュリティ->コア分離->メモリ整合性をオフに変更

により解決しました。
以下、解決までの過程です。

1. 試行錯誤
次のようなことを試したのですが、解決も原因特定もできませんでした。
・カメラやケーブル、接続ポートを変更
・メーカーHPにてドライバの対応OS, CPUの確認
・ドライバを最新のものに更新

2. PC初期化
社内の他のいくつかのPCでは問題なく成功しており、
PC自体に原因がありそうだったのでPCの初期化も行いましたが、
それでもインストールは成功しませんでした。

3. メーカー問い合わせ・解決
にっちもさっちも行かなくなり、メーカーさんに問い合わせたところ、
次の手順でWindowsのセキュリティの設定を緩めれば良いと教えていただき、
無事解決しました。
スタート->設定->更新とセキュリティ
 ->Windowsセキュリティ->デバイスセキュリティ
  ->コア分離->コア分離の詳細
   ->メモリ整合性をオフに変更

原因となったメモリ整合性、PCによっては出荷段階で既にオンになっているようなので、
ドライバのインストールに失敗した際には確認してみると良いかもしれません。

その後、本件について補足情報などないか検索していたところ、
エラーメッセージ+エラーコードがタイトルの記事に解決策が掲載されているのを発見しました。
プログラミングの際はエラー発生の初期段階でエラーメッセージの検索をするのですが、
今回は失念していました。今後は気を付けたいです。

VisualStudioの起動が遅い

弊社で開発している、ある案件のVisualStudioソリューションを開くのが異常に遅い問題があり、
てっきりプロジェクト数が100個くらいあるのでしかたがないと諦めていたのですが、
原因がわかり速くなりました。

問題は「Microsoft Visual Studio Installer Projects」で作成したインストーラプロジェクトでした。
インストーラプロジェクトを含んでいるとVisualStudioソリューションを開いていからマウス操作がまともに行えるようになるまで1分くらいかかっていたのですが、
インストーラプロジェクトを省くとマウス操作が数秒で行えるようになりました。

今は、ソリューションに空のダミーインストーラプロジェクトを含むようにし、インストーラを作成するときだけソリューションファイルを置換してダミーインストーラプロジェクトから本番インストーラプロジェクトに切り替えるようにしました。

もっと早くに気づけばよかった。

PGの作りが良いか

こんにちは mtj です。

PGの作りが良いか悪いかこれがわかるようになるかは勉強するだけではわからないことが多いと思います。
実際に良い作りがわかるのはそのソフトを改造、保守する、別の誰かが改造するときにわかりやすいものです。

改造、保守等がしやすいなら基本良いプログラムだと思われます。

コードを書くだけであれば現状のコードをコピペしたり、メソッド等に分けずに書いた方が早い場合があります。
メソッドに分けるために頭を使わないのでその時は速くなります。
コピペも現状の動作が繰り返されるならそれで問題もなくなります。

しかし上記のコピペ等にバグ、変更等を行った場合 コピペした箇所を全部探したり
メソッド分けもされていないような長いコードを読んで影響範囲を調査したり不都合な事が多く発生します。

PGは本を読んでの座学だけでなくアウトプットが必要という話がよくあるのは作らないとわかないことが多いためだと思います。
新しい事を学んだら頭の中でも仮想でもいいのでアウトプットすることを心がけるとPGのレベルアップが早くなるかもしれませんね。

Reflectionによるプロパティ名の取得

先日、クラスの持つプロパティ名をExcelファイルに列挙すると言った作業を行うことになりました。
対象となる複数のクラスから特定の条件を満たすプロパティの名前のみを列挙する必要があり、
始めは手作業で地道にコピーしていたのですが、途中でReflectionを用いれば自動で列挙可能だと気付きました。
プロパティには列挙条件を示す属性が付与されていたのですが、
属性を取得できることを失念していました。

取得には以下のようなコードを使用しました。
※正確に再現したコードではないのでミスなどあるかもしれません


private static List<string> GetHogeIsHugaPropertyNames(Type type) {
    return type.GetProperties()
               .Select(p => (p, Attribute.GetCustomAttribute(p, typeof(HogeAttribute)) as HogeAttribute))
               .Where(x => x.Item2 != null && x.Item2.IsHuga)
               .Select(x => x.p.Name)
               .ToList();
}

これに気付かなかったため時間を少し溶かしてしまいました。
何か作業する際は開始前に作業手順を確認し、
繰り返し手作業を行う必要があるようならどうにか自動化できないかを考えるようにしたいと思います。