前から購入するか迷っていたLogicoolのT650を、とうとう買ってしまいました。
使ってみた結果は、良いところも悪いところもあり、一般にはおすすめしにくい製品でした。
良いところ
1.色々なジェスチャーにより、ズームや戻る・進むなどの操作を簡単に行える事。
タブレットなどと同じような操作感で扱えるのが新鮮です。
2.感度が良く、サイズも大きいので、ノートPCに付いているタッチパッドとは雲泥の差です。
3.マウスと違いどのような場所でも使えるので、工場などでの現場作業時に便利。
悪いところ
1.ドラッグがしにくいところ。
ドラッグ方法は2種類あり、タッチパッドを強く押して足底の物理ボタンを押す方法と、ダブルタップの方法です。
物理ボタンは、かなり強く押し込まないと反応しなく、使い勝手が悪い。
ダブルタップは、ドラッグ自体には問題無いが、この機能を有効にすると、通常のタップによるクリック動作が1テンポ遅くなり、
非常にイライラする。
2.カスタマイズがあまり出来ないところ。
ジェスチャごとの動作が最初から決まっており、変更できないです。
結果、今はどうしているかというと、キー入力・マウス入力をカスタマイズするAutoHotkeyというフリーソフトを使用して、使い勝手を改善しました。
ドラッグについては、キーボードの無変換ボタンをマウス左ボタン、キーボードのAlt+無変換ボタンをマウス右ボタンに割り当てて使っています。
カスタマイズについては、以下の変更をしました。
1.Ait+2本指上下スワイプ → 最上部または最下部にスクロール
2.3本指左右スワイプ → 通常通り戻るまたは進むの動作だが、マウスカーソル下のウィンドウにたいして戻るまたは進むを行うようにしました
3.Ctrl+3本指左右スワイプ → タブを左または右に切り替え
4.4本指左右スワイプ → マウスカーソル下のウィンドウを左または右モニタに移動
ここまですることで快適に使えるようになりました。