VB6で使用できるDLLをC#で作成

先日の案件で、依頼元が作成しているVB6ソフトに通信機能を実装してほしいとのご要望がありました。
しかし、今さらVB6での開発は行いたくないため、C#で通信機能を実装したDLLを作成し、VB6からDLLを
呼び出してもらうようにしました。

この結果、弊社のC#共通ライブラリを使用して効率良く開発が行えました。
特にVB6はスレッドが使用出来ないことがネックになるのですが、C#でDLLを作成することでスレッドも使用できますので、
通信の受信待ちなどをVB6のスレッドを気にせず、別スレッドで非同期に待てるので、とても実装が楽になります。

今回、初めてVB6で使用できるCOM形式のC#DLLを作成しましたので、調査必要な箇所も多かったですが、
詰まることもほぼ無く開発出来ました。

工場の設備などでは年期のはいったVB6ソフトがよく使われています。改造依頼も良くあります。
このような依頼内容の場合は、今後もこの方法が有効であると分かりました。

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